軽躁気味の日が続いてることを医師に報告
この日の診察では、この2週間、上がり気味(軽躁気味)な日が何度かあり、早朝覚醒も出現していることを医師に報告した。
医師は私の日記に目を通し、「確かに上がっていますね。軽躁までは行っていないと思います。鬱よりはマシかもしれないですね」と告げた。
確かに鬱よりはマシなのだが、上がった結果、活動しすぎて疲れ果ててぐったりしてしまうのは少し困る。
また、上がっている日は早朝覚醒が発生する場合があるのも気になる。私は睡眠リズムが崩れるとすぐに情緒不安定になるからだ。
上がるのを防ぐ方法
「上がるのを防ぐ方法はないですか?」と私は医師に尋ねた。
医師は、
「それは『鬱を防ぐ方法はないですか』と訊くことと同じで、方法はない。上がったり下がったり(軽躁になったり鬱になったり)というのは双極の自然なリズム。完全に防ぐことはできない」
と答えた。
防ぐ方法はないのか。納得したような失望したような複雑な気分になる。
そんな私の表情を読み取ったのか、医師はすぐにこう続けた。
「心配なら寝る前のレボトミンを1錠から2錠に増やしましょうか。完全に抑え込むことはできないけれども、波が穏やかになるかも」
薬が増えるのはあまり気分のいいものではない。
しかし、ここ最近の浮き沈みの激しさを放置していたらまずいようにも思う。
私は医師の提案を受け入れることにした。
上がってしまったらどうすればいいのか?
と、ここで「上がるのを防ぐ方法がないのは仕方がない。では、上がってしまったらどうすればいいのか?」と疑問に思った。
医師に尋ねる。
「上がり切ってしまったらどうしようもないです。だから、上がり切る前にどうにか抑え込むことですね」というのが医師の答えだった。
医師の回答は以下の通り。
「『上がっている』と自覚できているうちは大丈夫。上がり切ってしまうと自覚できなくなる。だから、自覚できているうちにどうにか、それ以上ハイにならないように抑え込むこと」
「どうやって抑え込むかは自分次第で、こうすれば絶対に抑えられるという万人共通の方法はない。自分で見つけ出すしかない」
「結局は自分次第なのだな」とこの日の診察を通じて感じた。
「上がり切る前に抑え込む」自分なりの方法
さて、どうやって「上がり切る前に抑え込む」か。
「30分活動したら15分休む」は引き続き遵守しようと思う。
経験上、鬱や軽躁になる原因は「活動しすぎ」のせいだと感じているからだ。
これに、「上がっているのを自覚したら、30分の活動につき30分休む」というルールを追加しようと思う。
上がり始めたら、15分の休憩では足りないのではと判断したからだ。
まとめ
今日の診察内容のまとめ。
- 軽躁になったり鬱になったりするのは双極の自然なリズムなので完全に防ぐ方法はない
- 軽躁になってしまったらどうしようもないので、上がり切る前に抑え込むこと
- 上がっているのを自覚できているうちに抑え込むことが肝要
せっかく鬱でない状態をキープしているのだから、「軽躁になって反動で鬱になった」という事態は防ぎたい。
「よく休むこと」をしっかり念頭に置いて、日々を送るようにしたい。
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