2021年1月、引っ越しをした。
引っ越しをきっかけに、大きな鬱になった。
なかなか回復しなかった。
7月には自殺未遂をし、閉鎖病棟に入院した。
1ヶ月入院し、8月の終わりに退院した。
9月はそれなりに安定していたが、10月にまた鬱になった。
希死念慮が強まり、毎日、苦しんだ。
Twitterで苦しい胸の内を吐き出し続けた。
11月に、処方が変わった。新たにレボトミンを服薬することになった。
それから、ある日突然、私の希死念慮は消滅した。
12月から現在(2022年3月)まで、鬱状態になることなく過ごしている。
鬱状態の時の私と、鬱状態を脱した後の私とで、環境が変わったとか特別なことがあったとかいったことはない。
ただ、医師の処方通りに服薬し、ひたすら耐えていたら、いつの間にか鬱状態ではなくなっていた。
鬱状態中の私は、ひたすら自分の境遇を嘆いていた。こんな境遇ならもう死ぬしか解決策はないと確信し、毎日苦しんでいた。
鬱状態を脱した今の私と鬱状態中の私とで、境遇は何も変わっていない。
希死念慮は病気が見せている幻に過ぎないのだ。
このことを、再び鬱状態になる前に、私は自分自身に強く言い聞かせておきたい。
希死念慮は病気が見せているただの幻。
一時の幻に惑わされるよう、再び鬱状態に陥ることのないよう、注意深く過ごしていきたい。